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2001 ピッケのおうち

子どもたちにコンピュータと幸せな出会いをしてほしい

ピッケのおうち」は、未就学児を対象にした、親子であそぶインタラクティブ絵本のウェブサイトです。
ピッケが暮らす「おうち」ステージと、仲間と音楽であそぶ「リズムのもり」ステージがあります。電源を切っても遊べるよう、紙工作もあれこれ用意しました。

つくり始めたのは2001年。
子どもたちがコンピュータに触れる年齢が、どんどん下がってきているにもかかわらず、当時は未だ幼児向けのコンテンツがあまり充実していませんでした。これからの子どもたちは、コンピュータやインターネットと生涯つきあっていくことになるでしょう。その最初の出会いを幸せなものにしたいと願い、「ピッケのおうち」をつくりました。
また、新しいメディアは子どもに良くないとされがちでした。ICTへのネガティブな見方、懸念を、ソフトのデザインで払拭できないだろうかという思いもありました。

母親などその子にとっての身近な年長者といっしょに遊んでほしいので、セリフは音声にせず、文字による吹き出し表示としています。絵本を楽しむように親子で楽しんでくださいね。
※ FlashコンテンツのためiPhoneやiPadでは動作しません。パソコン(Win、Mac)でご覧ください。

参考)
コラム「子どもたちにコンピュータと幸せな出会いをしてほしい」(2005年はじめてのワークショップ)
インタビュー動画「ピッケの誕生~開発に込めた熱い想い~」(プレジデントファミリークラブ)
インタビュー記事「子供とネットとの出会いを一生残る大切な思い出に」(日経パソコン)

2008 ピッケのつくるえほん

おはなしづくりで子どもたちの心に安全基地を育てたい

ピッケのつくるえほん」は、おはなしづくりソフトです。iPad版/パソコン版があります。
画面上にキャラクタやアイテムを配置してお話づくり。ご家庭のプリンターで印刷して小さな紙の絵本を製本できます。iPad版では、音声を録音したオンライン絵本も作れます。

想像の世界で心を解き放ち遊ぶことは、子どもの心を楽しみで満たします。言葉と絵で(絵本において絵もまた言葉です)物語を紡ぎながら、言葉の深い喜びを味わいます。
つくった物語を自分の声で語り、人に聴いてもらうことも、嬉しく誇らしい経験です。大切な人から認められることは、存在を祝福されること。祝福されている子どもは、自分を大切にし、人を信じることができます。こうして心の奥底にしっかり育った安全基地は、先の人生でも、見えないところで子どもたちを支えてくれることでしょう。
また現代社会では、食べる物も着る物も、生産者と消費者が分かれてしまっています。子どもはたいてい、消費者の側に居ます。子どもの生活に身近な絵本をつくることで、その境界を越え「つくる側」になることがあたり前になってほしいと考えています。

参考)
コラム「おはなしづくりで子どもたちの心に安全基地を育てたい」
講演「子どもにとっての絵本の役割とデジタル絵本の可能性」BEATセミナー@東京大学大学院情報学環
論文「おはなしづくりソフトの開発-子どもたちの心の中に安全基地を育てたい-」情報処理学会

2013 ピッケのつくるプレゼンテーション

考え、まとめ、表現し、発表する楽しさを味わってほしい

ピッケのつくるプレゼンテーション」は、文教向けプレゼンテーション作成Windowsソフトです。教科の枠にとらわれず、子どもの発達と学習段階に応じた発表資料を作成できます。

「ピッケのつくるえほん」の思想を受け継ぎ、小学校低学年児童でも使えるよう、操作はやさしく、つくるのが楽しくなるよう作りました。タブレット端末での利用に最適化してあります。タブレットを手に仲間とディスカッションしながら、互いに学び合うことができます。
自分の考えをまとめ、表現し、発表することが、楽しく嬉しい学びになってほしいと願っています。

3つのソフトウェアに共通する考え方

想像力や創造力は、本来どの子どもにも備わるものだと思っています。ソフトウェアは、その芽をさらに伸ばすことに、少しばかり手を貸すにすぎません。子どもの生来の力を信じてソフトウェアをデザインしています。